2015年8月に転職と言う形で、リバークレインに入社したSHOESです。

私の所属しているサービスプロダクツグループ(以下SP)は、その名の通り「サービスを創造する」グループとして発足しましたが、今ではディレクション業務を中心に行うグループになっています。
サイトの新しい機能やサービス、プロモーションなど様々な業務を行っていますが、時期によっては採用関連の業務の一部も行ないます。

その中で、エンジニアに私たちの会社をしっかり知ってもらうにはどうすれば良いか?と言うことを考える必要がありました。

|やっぱりまずは、ヒアリング

SPでは画面やコンテンツ、システム等の基本仕様の設計をしていますが、Webページのデザインやコーディングなどは行っていません。ましてやシステム構築を直接することは皆無です。

エンジニアとは一緒に働きますし、遊びに行くこともありますが前職は何をしていたのか?どうしてリバークレインを選んだのか?と言う話はしたことがありませんでした。

そこで業務の合間にエンジニアを捕まえて、入社のきっかけやリバークレインを選んだ理由、最近なにしてるの?などを聞くことにしてみました。
改めて聞いてみると、私自身の「決め手」とは違う着目点だったり、予想外の前職経験だったり面白い内容がありましたので、その一部をここでご紹介させていただきます。

 

自身の裁量で開発環境を選定できるから、挑戦もする

入社:2013年中途入社
前職:医歯薬系システム開発エンジニア

もともとバイクは好きでしたが、入社のきっかけとしてはバイク関連ではなく、当時の採用サイトに掲載されていた内容に興味を持ってリーバークレインに応募しました。入社以来Webエンジニアとしての経験を積み、【ウェビック バイク選び】を中心としたバックエンドの開発を行い、現在は【ウェビック コミュニティ】の開発に携わっています。
既存の仕様に合わせてシステムを構築するのではなく、ユーザーベネフィットの理解や活性化のための必要な機能などの要件定義など、基本設計部分から見直しています。
現在のプロジェクトは新規リプレイス案件のため、フレームワークやミドルウェアの選定から関わることができ、今までは開発利用の無いLaravel5やRedisを利用する提案が採用されたことも嬉しかったです。
今後も最新の技術動向を調査しながら新しい技術へ積極的に挑戦していきたいです。

 

与えられたことだけではなく、自分で考えて実行できる力を身につけることが重要

入社:2013年中途入社
前職:インフラ・ネットワーク系エンジニア

最近の案件では、海外向けECサイトへのポイントシステム導入を行いました。
短期間での開発が必要とされたため、1次開発では「本当に必要な機能か?」、「精度のレベルは適切か?」、「現実的に間に合うか?」を軸に開発を進めました。
機能によって複数の開発部署が関わっていたこと、同じシステム内で他の大型開発が並行稼動していたことから、関係者間の情報共有や、作業スケジュールの段取りを、かなり注意深く見ながら進めていきました。

今後ですが、サイト内検索のロジック改善、決済機能の刷新、インフラの高可用化等々、サイトの飛躍に向けた取り組みを進めていきたいと思います。

 

経験を積めるのは当たり前。違うベクトルの成長も可能

入社:2012年中途入社
前職:バッチ・ライブラリ保守エンジニア

新卒で入社した会社では、文字コード関連のバッチ・ライブラリの保守と、地方自治体向けの文字コードマップ作製を主に行っていて、新規案件は全くない状態でした。そのため、文字コードの知識を得られましたが、エンジニアとしての魅力に欠けると感じたので、自社開発の企業だけに絞って転職活動を行い、入社を決定したのがリバークレインでした。
入社後はECサイトの運用・保守、システム設計・開発。徐々に慣れてきたらサーバー保守・構築、小売業としてのシステム開発・保守、ビックデータの構築・運用・保守などなど、私のようにシステム開発の会社にいながら開発経験が乏しい人でも、開発への興味があれば成長できる環境の中で、本当にいろいろな経験が積めると思います。
今後としては、エンジニアからマネジメントへのキャリアパスを考えています。

 

業務アプリでも、UXをしっかり導入したい

入社:2011年中途入社
前職:大学病院研究員、IT企業内エンジニア

社内業務アプリの開発提案を行っています。Java、Visual Basicを利用して進めていますが、他のシステムに影響なければ比較的自由にフレームワークの選択ができるので、レギュレーションに縛られて機能の断念や、工数が増えるということも少なくできていると思います。
業務アプリは効率を重視した内容が主になるため、効率性を向上させつつ、かつ、操作間違えが起こらないような画面にすることが求められています。社内の部署や機能によって気をつけないといけない部分が異なります。
特にユーザー側では使い勝手や、今後も利用していただけるようなシステムを構築することを考えながら、運用効率と合わせて画面設計や機能について作業を進めるようにしています。

 

フレキシブルな自社開発だからできることを最大限に

入社:2009年中途入社
前職:システムエンジニア

サイトの平均レスポンスタイムを約3秒→1秒台に縮める、サイト高速化が要求案件でした。レスポンスが悪いページはSQL文、DBインデックスの見直し、ロジックの修正を行いました。また、サイト全体では、画像読込についてLazyロードを導入し、画像配信サーバの差し替え、Apache→Nginxの乗り換え作業など多岐に渡って行いました。
現在の開発でよく利用しているフレームワークは、Spring + Struts + iBatis(MyBatis)の構成となっていますが、今後はPlayFrameworkなど使ってみたいですね。
リバークレインでは、システム会社に良くある「設計ドキュメントを大量に書く」ということは一切なく、開発中でも、ほかに良いアイデアがあれば提案し、即座に乗り換える、というケースもあります。設計思想や仕様設計などがチームに任されていること、自社開発であることがフレキシブルさの要因だと思います。今後は、リバークレインにはベトナムやタイ、台湾などの開発拠点もありますので、多拠点間のチームでシームレスに開発できる体制を構築したいと思っています。

 

エンジニアの話を聞いて

話を聞いていると「おい、日本語で話せよ・・・」と思うほどカタカナが多くなりましたが、職種によって求める事の違いや目指す方向性などが違っている事が良くわかりました。

採用担当者は、総務やディレクター、デザイナーにエンジニアと様々な職種で募集をし、見定めていくわけですから大変ですね。
逆に言えば、求職する時には【自分が何をしたいのか?】をハッキリとした形で持っていることが大事でしょうね。
そしてミスマッチをしないためにも、改めてSPで欲しい人物像や、業務の内容の明確化が必要だと感じたSHOESでした。

リバークレインでは、WEBディレクター、新規事業・企画担当を募集しています。