2015年8月に転職と言う形で、リバークレインに入社したSHOESです。

気がつけば、もう2年この会社で働いています。
いつの間にやら、多くの社員と知り合い楽しく仕事をしています。
そんな中でも、今回はエンジニアに関わることについて話してみたいと思います。

|エンジニアがなぜ必要か?

リバークレインはインターネットでバイクのパーツや車体、バイクに関わるサービスを提供しています。
インターネットで物を買うこと自体は当たり前になっていますし、様々な情報を収集するのも、インターネットが当たり前ですよね?

ただ、そのインターネットを使った商売の裏側はあまり知られていないような気がします。
ECサイトはそもそも【無在庫】であることが、価格を下げるための基盤でしたし、情報についても【この先は有料です】と言うのが一般的だった時代もあります。
問屋の無在庫販売であれば、メールフォームなどで注文を受けて、メーカーに購入依頼をし、直接お客様へ配送を依頼すると言う形で運営が可能です。
今でも、価格の安い家電などはこのタイプが多い気がします。これが、Amazonの進出によって大きく形を替え【在庫を持たない】から【店舗を持たない】と言う形に変わりました。そのため、インターネット販売業界も在庫を保持するための<倉庫>が必要になったわけです。

倉庫があると言うことは、入荷があり、注文があり、発送があり、そして在庫するための注文も必要です。
そして店舗がないわけですから、注文は日本全国または世界中から可能になるわけです。

こうなってくると、そりゃもう人の手で販売をすることは大変です。電話やFAXでの注文を注文書に書き起こし、それをメーカーや在庫している倉庫に伝え、商品を倉庫の中から探しだして、梱包し発送票を貼り付けて宅配業者に引き渡す。
これらをできる限り自動化や簡易化をするのに必要なのがエンジニアと言うわけです。


|さて、私の仕事はなんだったかな。

エンジニアが必要だと言うことは、そりゃそうだろうよ。と思っていただけたと思います。
では、エンジニアではない私が、なぜエンジニアについて話したかと言うと、エンジニアの語源が車やバイクを動かすエンジンから来ていることから例えると(諸説ありません、嘘です)、我々ディレクターは、ハンドルやスロットルである必要があるのです。

燃費を考え、効率の良いスピードで走ることや、時間に間に合うルートを選択するなどハンドリングしていくことが仕事の一つです。
売上が上がるかも知れないルートを見つけ出し、ガソリンがなくなる前に到着するスピードを考え、エンジンに伝えていきます。
むやみにスピードを上げ過ぎれば、エンジニアのリソースが足りなくなり、ミスなどの事故を誘発してしまいますし、ゆっくり走り過ぎれば期限までに終わらずタイミングを逃してしまうなどが起きてしまいます。

エンジニアが集中し作業ができる状態を作りつつ、ビジネスとしてのスピード感を持ってコントロールしていくことが大事なのです。


|エンジニアとの言語の壁

この画像を大きくして欲しい。
これをエンジニアに聞けば、出来ますよ。と答えてくれるでしょう。ただし、画像サイズが150%となっただけで画角は変わっていない、と言うことは起こりえます。
これは伝え方が悪いのですね。画像比率は変えずに画角を大きくして欲しいと伝えれば良かったはずです。

単純な画像であれば、説明もしやすいかも知れませんが、これがシステムになってくると、かなり複雑な話になってきます。
表面上何がしたいのか?と同時に、エンジニアの作業内容を想像して作業依頼をする必要があります。先程の画角を大きくすると言うことも、実際にはその画角に足りない画像の場合はどうするのか?画像は常に中心からサイズを取得するのか?縦位置の写真の場合はどうするかなどなど。

私達はエンジニアではありませんが、エンジニアが行う作業を想定する必要があるのですね。
実際の業務では、このような【言葉】を使っての依頼をするのではなく、表示や動きのルールを決める【仕様】と言う形で作業依頼をすることになります。仕様と言うとなんだかプロっぽくていいですね。
この仕様を決める作業が、私達の仕事のキモかも知れません。
私の業務を請け負ってくれるエンジニアは全員が外国人なので、言葉よりも仕様のほうが伝わりやすかったりします。
日本語も良く理解してくれるメンバーなので、もちろん言葉での依頼も可能なんですけどね。

ベトナムのcafeから、SHOESでした。

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