二輪レース支援活動Bike Racing Activities

“Webike”とレースの関わり

バイクが好き、レースが好きから始まり、チームノリックの運営からスタート

 
2000年に創業したWebikeの創業メンバーはバイクショップやサーキットで出会っています。バイク好きでかつ、「レース」との関わりが強く、「いずれ、レース業界に対しても恩返しがしたい。」という思いをもって事業に取り組み、ベンチャースピリット溢れる創業期を過ごしてきました。
そのような中で、TEAM NORICKを運営する阿部光雄氏に声を掛けられたことからレース業界との関わりが強くなっていきました。

「世界に通用するレーシングライダーを育てたい」というノリックの強い意志により生まれた、「TEAM NORICK Jr.」。しかし、監督のノリックは2007年10月7日、不慮の事故により突然他界。その後、チームを存続するかどうか、ノリックの父である阿部光雄氏は悩みましたが、沢山の方々の応援により、チームを続けていくことを決意。バイクが大好きな社員が多くあつまり、以前からノリックのファンであったWebikeの元に、阿部監督から「一緒に世界の頂点を目指しませんか」と声をかけて頂いたのが、「Webike TEAM NORICK YAMAHA」誕生のきっかけでした。2010年、それまでのジュニアチームから「TEAM NORICK」として体制を一新。レースチームの運営へとチャレンジしていきました。

そこから様々な出会いとご縁を経て、Webikeは多くの二輪レース活動を支援しています。
 
 

オフィシャルスポンサー

FIM世界耐久ロードレース選手権シリーズ(EWC)

2019年より、FIM世界耐久選手権(EWC:Endurance World Championship)のスポンサー契約を締結し、オフィシャルパートナーに加わりました。2024年も引き続きパートナーシップ契約を結び、 日本やアジア各国でのEWCの知名度向上を図っていきます。鈴鹿8耐もEWCの1戦として組み込まれており、注目されるシリーズとなっています。

【EWCについての詳細はこちらから】

支援するレーシングチームの紹介

Webikeチームノリックヤマハ

2010年からリバークレインがサポートをスタートしたレースサポートの原点と言えるチームです。故・阿部典史(ノリック)の「若いライダーを育てて世界へ輩出していく」という願いを引き継ぎ、阿部光雄監督が選手を育成してきたチームで、その想いに賛同し、チームの運営からチームのメインガレージなどを共同で運営しています。
過去に所属していた野左根航汰選手はヤマハファクトリーレーシングチームへ移籍後、全日本JSB1000でチャンピオンに輝いてWSBへ。 この他、岡本裕生選手も野左根選手に続きヤマハファクトリー入りしトップカテゴリーであるJSB1000に参戦を果たしています。阿部恵斗選手も22年からは他チームで活躍中です。2013~17年に所属した上和田巧海選手は全日本ロードレースでの活躍後、現在はオートレーサーとして活躍。 ファクトリーチームへ選手を送り出すなどステップアップできる体制・ルートを創り、送り出した選手も国内外で活躍しています。
「若いライダー」を育て、輩出していくチームとして2024年も活動していきます。

参加レース

CIV(イタリア選手権) VFT Racing WEBIKE Yamaha
  • クラス
  • SS600NG
  • ライダー
  • 阿部真生騎
  • 車体
  • YZF-R6
全日本ロードレース選手権・JP250 MFJカップ選手権
  • クラス
  • JP250
  • JP250
  • ライダー
  • 久川 鉄平
  • 森山 浬(かいり)
  • 車体
  • YZF-R3
  • YZF-R3

Team Kawasaki Webike Trickstar

トリックスターが世界耐久選手権にフル参戦することを発表した2016年から、サポートを開始しています。その年にリバークレインが運営する「Webike」の海外事業の展開の拡大とタイミングが重なったこともあり、ヨーロッパ中心の耐久レースに一緒にチャレンジすることとなりました。2017年の鈴鹿8耐から「エヴァRT初号機Webike TRICK STAR」としてのチーム活動を支え、以後は鈴鹿だけでなくフランス・ドイツ・ポルトガルなどで開催される耐久レースで戦うトリックスターの支援を続けています。
ヨーロッパでの活動は、地元フランスのレーシングチームとのコラボ体制で、2020年からWebike SRC Kawasaki France としての活動を開始。2023年からはTeamSRCオーナーの引退に伴い、その体制を引き継ぐ形での参戦を決意。リバークレインとしてもトリックスター(株式会社モトハウス)と共同でのチーム運営を行い、2年目となる2024シーズンを戦っていきます。

参加レース

FIM 世界耐久選手権(EWC)
  • クラス
  • EWCクラス
  • ライダー
  • グレゴリー・ルブラン
  • クリスチャン・ガマリーノ
  • ロマン・ラモス
  • 車体
  • ZX-10RR

T.Pro.Innovation(ティー・プロ・イノベーション)
日本郵便HondaDream・日本郵便docomo business

世界選手権Moto2クラスで唯一の日本製フレームビルダーとして参戦した『NTS』。ホンダエンジン時代のMoto2マシンのNTSフレーム開発は、T.Pro.Innovationが二人三脚で実践開発をしていました。NTS製フレームを初めて実戦で採用したのがチームノリック(ヤマハエンジン。野左根選手がJ-GP2カテゴリで使用)であり、そういったご縁もあって、当社はT.Pro.Innovationとも繋がり代表の手島雄介氏との関係が始まりました。
T.Pro.Innovationは2012年からアジア選手権(ARRC)に参戦し、日本人だけでなくインドやマレーシアの若いライダーの育成も行ってきたました。当社がアジア各国で支社を開設してアジアマーケットの成長の波に乗るタイミングとも重なり、アジアから世界へ、日本から世界へ。という共通のビジョンもあって応援を続けています。現在はARRCでの活動は一区切りをして、ホンダ系のトップチームとして全日本選手権のチャンピオンを獲得する常勝チームとなりました。
2024年は2つのチーム名を使う体制に変更し、日本郵便HondaDreamとしてJSB1000クラスに高橋巧選手、ST600クラスに小山知良選手、J-GP3クラスに岡崎静夏選手が参戦します。日本郵便docomo businessとして参戦するのがST600クラスに大和颯選手、J-GP3クラスに若松怜選手と、若いメンバーが中心のチームといえます。引き続きチームとしてはレース以外のサーキットイベントや親子バイク教室といった活動も継続していき、ファンを大切に活動していくチームです。

参加レース

全日本ロードレース選手権 「日本郵便HondaDream」
  • クラス
  • JSB1000クラス
  • ST600クラス
  • J-GP3クラス
  • ライダー
  • 高橋 巧
  • 小山 知良
  • 岡崎 静夏
  • 車体
  • CBR1000RRR
  • CBR600RR
  • NSF250R
全日本ロードレース選手権 「日本郵便docomo business」
  • クラス
  • ST600クラス
  • J-GP3クラス
  • ライダー
  • 大和 颯
  • 若松 怜
  • 車体
  • CBR600RR
  • NSF250R

DUCATI Team KAGAYAMA

2011年に自らのレーシングチームを立ち上げ、チームオーナー兼ライダーとして全日本ロードレース選手権を中心に参戦してきた加賀山就臣氏。怪我やアクシデントに負けず自ら勝負にこだわる姿に感銘を受け、オフィシャル応援グッズの販売代行などWebikeが出来うる運営サポート関係を2016年より継続しています。また、Webikeスタッフも参戦している日本最大級の草レース『Taste of Tsukuba』にオリジナルマシンを製作して参戦するなど、カスタムバイク好き✕レース好きのライダーに近いステージでも大きな注目を浴びるチームでもあります。
加賀山代表自身は全日本ロードレースへの参戦に関しては2021年で区切りを付け、チーム監督に集中する形で活動を開始。 若手ライダーの育成も強化しており、浦本修充選手や長谷川聖選手を起用・育成して彼らのキャリアパスを繋げました。
2024年は今まで長年にわたり活動を共にしてきたスズキと離れる形で、DUCATIと新たなタッグを組み全日本ロードレースに参戦を発表。大きな驚きをもって迎えられました。ライダーは水野涼選手を起用し、「黒船襲来」という言葉をもって活動をスタートしています。

参加レース

全日本ロードレース選手権
  • クラス
  • JSB1000クラス
  • ライダー
  • 水野 涼
  • 車体
  • PanigareV4R

レーシングサポート沿革

2010年3月【Webike Team Norick YAMAHA】​
全日本J-GP3クラスに参戦開始
2012年3月【Webike Team Norick YAMAHA】​
体制発表会
2013年3月【Webike Team Norick YAMAHA】
​体制発表会
10月【Webike Team Norick NTS】
野左根 航汰選手2013 FIM MotoGP世界選手権シリーズ第17戦「AirAsia日本グランプリ」へワイルドカード参戦し、16位でフィニッシュ
11月【Webike Team Norick YAMAHA】
野佐根航汰が全日本J-GP2クラスで年間チャンピオンを獲得
2014年4月【Teluru Team JiR Webike】
長島哲太選手が世界グランプリMoto2クラスに参戦
10月【Webike Team Norick YAMAHA】
上和田拓海選手地方選手権三冠王達成( SUGO、もてぎ、筑波)
2015年11月【Webike Team Norick YAMAHA】
岡本裕生が地方選手権ST600 二冠王達成(筑波・SUGO) もてぎロードレース選手権総合2位
12月【T.Pro Yuzy Honda NTS】
アジア選手権シリーズランキング2位獲得
2016年12月【T.Pro Yuzy Honda NTS】
アジア選手権シリーズで小山選手が総合ランキング2位を獲得
2017年7月 【EVA RT Webike TRICKSTAR/Supra Studio HONDA IKAZUCHI Racing】
エルワン選手、井筒選手、グレッグ選手がFIM 世界耐久ロードレースチャンピオンシップシリーズ最終戦「鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会」に参戦
11月 【Webike Team Norick YAMAHA】
全日本ロードレース選手権に参戦する【Webikeチームノリックヤマハ】上和田 拓海選手がシーズンランキング20位を獲得
12月 【T.Pro.Innovation】 アジア選手権シリーズで小山選手が総合ランキング2位、羽田選手も3位を獲得
2018年3月 【Webike IKAZUCHI Racing】
ARRC Rd.1 アンソニー・ウエストがレース1で2位、レース2で優勝
8月【EVA RT 初号機 Webike TRICK STAR】
鈴鹿8耐完走
9月【Webike Tati team TRICK STAR】
ボルドール24h 第1戦でクラス2位・総合8位に
12月【Webike IKAZUCHI Racing】
2018 ARRC(アジアロードレース選手権)でチームタイトルでのシーズンチャンピオンを獲得!
2019年3月【Webike IKAZUCHI Racing】
ARRC Rd.1 アンソニー・ウエストがレース1で2位、レース2で優勝
9月FIM世界耐久ロードレース選手権シリーズ(EWC)のオフィシャルパートナーに就任
11月【T.Pro.Innovation】
日本郵便HondaDream TP 小山知良
全日本ST600シリーズチャンピオン獲得
2020年3月 【Webike Team Norick YAMAHA】
2020年チーム体制発表(阿部恵斗が全日本ST600クラスにフル参戦)
9月【Webike SRC Kawasaki France TRICKSTAR】
世界耐久選手権シリーズ最終戦 ポルトガル12時間耐久レース参戦(年間ランキング5位)
11月【T.Pro.Innovation】
日本郵便HondaDream TP 高橋裕紀
全日本ST1000シリーズチャンピオン獲得
2021年3月【Webike Team Norick YAMAHA】
2021年チーム体制発表
全日本ST600に阿部恵斗・阿部真生騎
地方選手権ST600に青田魁
2022年3月 【Webike Team Norick YAMAHA】
2022年チーム体制発表
全日本ST600に阿部真生騎がフル参戦
地方選手権ST600に青田魁がフル参戦
4月 【Webike Team Norick YAMAHA】
阿部真生騎が全日本ロードレース選手権JSB1000にスポット参戦
9月【Webike SRC Kawasaki France TRICKSTAR】
世界耐久選手権ボルドール2022で3位を獲得、2022年年間シリーズランキングは8位
2023年3月 【Webike Team Norick YAMAHA】
2023年チーム体制発表
スーパースポーツ世界選手権SSP600クラスに阿部真生騎が参戦
JP250 MFJカップ選手権に久川鉄平が参戦