こんにちは!リバークレインマーチャンダイジング本部カスタムパーツグループの八木澤です!
2015年にリバークレインに入社して、9年が経ちました。最初の3年間は物流でモノの流れを学び、その後マーチャンダイジング本部に異動となり現在に至ります。

そんな私ですが、2022年に初めての海外出張でイタリアのミラノへ行きました。海外出張は色々と刺激が多く、とても有意義な時間でした。
今回、2024年4月に2回目の海外出張でタイに行き、タイにあるグローバル拠点「Webike Thailand」で仕事をしてきたので、そのことについてお話しようと思います。

リバークレインのグローバル拠点紹介


リバークレインは、国内拠点以外に海外にも拠点を持っています。上の地図通り、台湾、中国、香港、タイ、インドネシア、フィリピンに拠点を構えています。
各国に事務所があり、現地のメンバーが働いています。今回はタイの事務所に出張し、Webike thailandでの問題・課題解決に向けて現地メンバーとディスカッションを行いました。

成田から広州経由でバンコクへ

今回の海外出張は、行きも帰りも一人です。また乗り継ぎもあったため、入念に下調べしてから出発しました。
成田空港から広州白雲国際空港へ向かい、バンコク行の飛行機に乗り継ぎます。中国でのトランジットがかなり不安でしたが入念に準備していたので意外とすんなり乗り継ぎができました。
バンコクには夜に到着。事務所の近くにとったホテルまでは、電車を使わないと行けない距離なのですが、終電が終わっていたのでタクシーを捕まえてホテルまで無事にたどりつきました。
移動しただけですが、一人見知らぬ土地で奮闘していたので結構疲れました(笑)これもいい経験です!


バンコク空港。ガラス張りで清潔感がありました。

Webike Thailandの事務所に初出勤

ドキドキしながら、タイの街並みを見つつ事務所へ向かいます。車も多いのですがそれ以上にバイクも多いです。
大型バイクは多くなく、125cc~250ccクラスのバイクがメイン層になっていました。
驚いたのが、車もバイクも趣味性の高い車種に関しては、マフラーを変えたりなどのカスタムをしている人が多かったことです。
バイクをカスタムするという点では、日本に負けないくらいの熱量を感じました。

事務所についたら、現地スタッフと挨拶を交わして仕事に取りかかります。現地スタッフとのコミュニケーションは英語で行うのですが、まだまだ拙い英語しか話せない自分にがっかりしました。
翻訳ツール使いながら、タイのマーチャンダイザーが抱える課題や感じている問題点に関してディスカッションを行い、自分が持っている知識や資料などは伝授しました。
日本で培ってきた経験と知識が、タイメンバーの役に立てていると思うと嬉しく思いました。逆に考え方も売り込み方も日本とは違うタイの現状を知り、得るものも多かったです。

バンコクインターナショナルモーターショーへ潜入

バンコクインターナショナルモーターショー開催時期に合わせてタイへ来たので、モーターショーにも行ってきました。
今回も東南アジア屈指の展示会場「インパクト・チャレンジャーホール」で開催されていました。駐車場の空きを見つけるのが困難なくらい混んでいました。
バンコクモーターショーは、バイクだけではなく車の展示もあり、どちらかというと車の展示の方が多かった印象です。


バンコクモーターショーでは、ノーマル車両の展示は少なくほとんどの車両がカスタムされていました。
もちろん車両メーカーブースにはノーマル車両も展示してありましたが、タイのトレンドカスタマイズされた車両の方ばかりに目がいってしまいました。
ショーでいろいろな車両の写真を撮ったので、全部見せたいのですがとんでもない量になってしまうので、個人的に印象に残った車両を少し紹介しようと思います。



ヤマハブースにて、ぱっと見で車種が分からなさそうで分かるXSR155とめちゃかっこよくラリーカスタムされたWR155Rです。
どちらも斬新でかつ、きれいに仕上げてありました。日本のカスタムビルダーでは作らないようなカスタムで新鮮でした。




お次は、スクランブラーなスズキのKATANAと、かなりまとまったカスタムをされたトライアンフのスクランブラー400Xです。
KATANAをスクランブラーカスタムする発想が全くなかったので衝撃的でとても印象に残っている一台です。
トライアンフの400Xは、タイでは有名なK-SPEEDというカスタムショップのデモ車でした。かっこよすぎますね。
ちなみに、K-SPEEDはWebikeでも取り扱いがあるので、パーツを購入することができます!日本ではホンダのCT125ハンターカブ用のパーツが大人気です。

この4台が私の印象に残った車両でした。日本では見られないようなカスタム車両が多く、日本とタイで売れるパーツの違いやデザイン性にこだわるところなど勉強になることが多かったモーターショーでした。

K-SPEEDへ訪問


タイまできたので、取引先のK-SPEEDへ訪問しました。先ほどのトライアンフ400Xのデモ車を作成したショップさんです。
ホンダのカブ・グロム・ダックス・モンキーなどの4ミニや、BMWのR nine T、 トライアンフ、ヤマハなど、オーナーさんが好きな車両のみパーツを作ってデモ車を作っているそうです。
オーナーさんのコレクションホールにはいろいろな車両が展示してあり、とてもワクワクしました。日本での販促強化案や、日本でのトレンド車種などを話し合い有意義な時間を過ごせました。




またまた個人的な印象に残った車両の話になってしまうのですが、こちらのヤマハPG-1。かっこよすぎます…これは欲しくなってしまいますね。
あとは、デモ車作成途中のダックス125。なんだかすごいことになっていますね。若い整備士さんがせっせと作成していました。


今回の出張を終えて

初めての海外出張の時もそうでしたが、日本の外にでて海外を肌で感じるということはとても貴重な経験になりました。
タイでのバイクへの熱さを感じ、バイクのカスタム文化の違いやシナジー効果が出せそうな部分を感じたり。
また今回も日本だけを見ているのではなく、世界を見ているWebikeで必要な視点を養えることができました。

国内だけでなく、グローバルに活躍できるのがリバークレインです。バイクに対する知識や経験もとても大切ですが、バイクが好きである強い気持ちと情熱が最も重要だと思います。
バイクが好きな気持ちと情熱がある方であれば必ず活躍できる場所が、リバークレインにはあります。
今後のバイク業界を盛り上げていきたい方がいらっしゃれば、ぜひ一緒にリバークレインで働いて盛り上げていきましょう!!