こんにちは、2013年の春にリバークレインでアルバイトを始め、現在は正社員として勤務させて頂いてるH.Fです。

私は以前からバイクが好きだった事もあり、ある時リバークレインのアルバイト求人を見つけて応募したのがきっかけで働き始めました。
私が所属している部署(グループ)の主な業務は「物流」です。リバークレインは自社で物流を構築しています。
この物流部門で約1年半アルバイトとして勤めたのちに正社員として登用して頂きました。

働いて思った事

リバークレインで「働く前」と「働いた後」で物流に関する考え方が全く変わりました。
始めは「物流って簡単な作業の繰り返しでしょ」と思っていたのが本音です。
さらに、言ってしまうと23歳でまだ専門的な知識や技術もなく、就職するには少し不利だと感じていた事もあり、
「簡単な職種」から探そうと思ったのも物流業に就いた理由の一つです。
そして、ひとまず就職してやりたい事は後で探せば良いと安易に考えていましたが、現実はそんなに甘くありませんでした。

いざ勤めてみるとリバークレインの物流はアルバイトでも単純作業の繰り返しだけでなく「どうしたら効率良く動けるか」等を
考えながら作業する工程もあり、苦戦した事を覚えています。
正直、「続けられるのかな?」と思った時期もありましたが、アルバイトでもスキルアップすると「リーダー」というポジションに
ステップアップでき、さらにその先には「トレーニー」と呼ばれる正社員候補生の制度もあった為、私はスキルアップして正社員に
なる事を目指しました。

しかし、スキルアップして業務の幅が増えるにつれて任される業務の難易度は当然上がります。
まず、リーダーになると通常作業ではなく、現場で発生したイレギュラー処理の対応だったり、他アルバイトの方からの質問や研修などが発生します。
さらに、正社員として「物流管理者」になってからはその難易度はさらに上がっていきました。
「人、物、金、時間」という多くのリソースを管理し、正確かつ迅速にお客様へ商品を届けるというミッションは単純ではありません。
このミッションを果たす為に日々、改善案を練ったり実行していく事が物流管理において非常に重要だと学び、私のスキルアップにも繋がりました。

働きがい

正社員になってからはこの改善案を練ったり実行する部分がパズルのようで非常に楽しかった事を覚えています。
改善活動がパズルに似ている点は「何かを変えると他にどう影響するか」を考えなくてはいけない点です。

例として、
・チェックする工程を増やしたら品質は良くなったが、効率は下がってしまった。
・配送中の破損を抑える為に梱包資材の強度をアップしたらコストが極端に高くなってしまった。
などです。

改善活動は難しい内容ですが成功した時の達成感や喜びは「働きがい」に繋がっていきました。
また、これらの改善による成果はしっかりと自身の評価へと反映されます。ビジネスマンとして仕事は自己満足ではなく、成果を出す事が大事だと学びました。

しかし、この改善活動もロケーション変更や手順変更だけではいつか限界を迎えると思っています。
そこで、リバークレインの物流では「Tech化」を促進しています。

現在

物流業界は人手不足問題を抱えている為、人の採用だけでは追いつかなくなると言われています。
そこで、現代の物流においてテクノロジーの導入は大きな効果があると考えています。

例として、ピッキング作業を挙げます。
「注文リストを目視で確認しながら商品を探す」場合と「商品バーコードを使用してデジタルに探す」場合とでは
効率・品質ともに大きな差が生まれます。当然、この量が増えれば増えるほど効果は大きくなっていきます。
リバークレインの物流部門では、この様なテクノロジーを取り入れて改善を促進する「フルフィルメント・Techグループ」という部署が数年前に設立されました。現在の私はこの部署で日々改善活動を行い、現場管理者のサポートを実施しています。

現場管理者や作業者が「戦士」だとしたら我々フルフィルメント・Techグループのメンバーは「武器屋」であると言っています。
これだけ聞くと裏方なイメージをもたれるかもしれませんが、実際に現場でツールの使い方を指南したり実演するのも我々です。
ですので、繁忙期などは一緒に現場で作業を行う事もあります。そして、実際に仲間たちと作業をしている中でツールの良い点・悪い点を聞きだし、
新たな改善へと繋げるというサイクルで日々活動をしています。

直近のDX視点で実施した改善例としては「ハンディターミナル導入」や「ロボティクス導入」があります。
リバークレインではシステム開発も自社で実施している為、ハンディターミナル専用アプリも自社開発です。
※ハンディターミナルとは、「液晶画面が付いたバーコードリーダー」の事です。

また、世間で話題になっているロボティクスに関しても本体こそ作っていませんが、システム連携に関わる開発は自社開発となります。
現在はAMRというロボットを稼働させ、倉庫のDX化が加速しています。
※AMRとは、人と協働でピッキング作業を行うロボットを指しています。

この様に、リバークレインの物流では新たな挑戦を日々行っているので自身の成長にも大きく影響していると感じます。
会社と共に自身も成長できるのはありがたい事です。また、私が考える大企業は「変える事を嫌う風習」があるように思っていますが、
先ほども書いたようにリバークレインという会社は新たな挑戦を日々行っているのでチャレンジしたいという方にはぜひエントリーしてもらいたいです。