はじめに

こんにちは!また、ベトナム人のTienでございます。ただ、最近みんなからニックネームとしてファム(Pham)と名字で呼ばれるようになってTienではなくなりました。(笑)
最近気に入っている日本語は「やむをえない」です。

日本に来て、気がつけば半年以上が経過しており、2度めのブログ担当が回ってきました。
今回は、ベトナム人の私がリバークレインでどのような仕事をしているのかを紹介していきたいと思います。私は現在、PSD(プロダクトデザイングループ)に所属しており、そこでWebディレクターとして活躍させてもらっています。日本に来る前「Webディレクター」というのは具体的にどのような仕事をするかあまりイメージがつかなかったです。しかし、9か月ぐらいWebディレクターとして働いていくうちに、仕事内容の把握はもちろん専門分野のなかった私にとって、キャリアアップの選択肢として魅力的な仕事でとてもやりがいを感じました。そのため、今回はWebディレクターという仕事について書きたいと思います。

Webディレクターはどんな仕事?

Webディレクターと一言にいっても、働く会社、業界などによって業務内容は大きく異なり、人によって持っているイメージも様々です。その中で、よくイメージされているのは恐らく制作会社のディレクターだと思います。制作会社は、他企業の依頼を受託しWeb制作物を納品することで収益を得ている会社なので、Webディレクターが取引先の窓口担当として要望を聞き出したりサイト完成まで進行管理をしたりする役割になります。

では、リバークレインのWebディレクターがどのような業務をしているかというと、リバークレインは事業会社で、Webikeという自社サイトを運営し収益を得ており、サービスの全ては内製されているため、企画から制作、開発、保守、運用、改善まで行っています。
そのため、自分のサービスのように責任を持ってすべてのフェーズにかかわり、サービスをリリースしたら完了ではなく、リリースした後の運用・改善でサービスを成功させることがより大事であり、力を注ぐ必要があります。

サービスやプロジェクトによって役割が変わる

Webikeでは、ECサイトだけではなく、他にも様々なサービスがあります。なので、担当するプロジェクトによって、ディレクターとしての仕事内容も千差万別になります。今回紹介するのは私が担当しているサービスに関するWebディレクターの業務になります。

私が普段行っている業務は簡単にいうと、ユーザーがより便利に、より楽しくサービスを利用できるように、自分のサービスを常に改修を行ったり、新しい機能を提案し、実装しています。
私の所属しているPSDのビジョンは【バイクライフを楽しく、便利に】というのを掲げており、世界中のバイクに関わるすべての人(自分たちを含め)が、楽しく、便利なバイクライフを送ることができるように、最適なWebikeプロダクツを提案することを目標としています。そのため、ユーザーにサイトの使いやすさを提供することだけではなく、ライダーとして、バイクライフを楽しめる気持ちも常に意識しながらサービスや機能を考える必要があります。

他企業から案件を受ける一般的なディレクター業務と違い、リバークレインでは常に各部署が掲げているビジョンに基づいて、考えながら自ら機能を提案したりすることができます。仕事の流れで説明しますと、まずは自ら機能の提案、もしくは他部署からの要望を吸い上げた上で要件定義を行います。その内容を元に、どのようなシステムにするかなどシステム面を考慮しつつ、開発部署に依頼します。
開発ができたら受け入れテストを行い、問題がなければリリースします。事業会社のディレクターに大事なことは、リリース後にもしっかり運用・改善しないといけないことだと思います。

ツーリング仲間を探したい!一緒にイベント行きたい!から生まれたサービス

最近私が担当した、イベントサイトの「WebikeイベントNAVI」というサービスでは、ライダーに全国のバイクイベントを紹介することはもちろん、一般のライダーでも自らツーリングなどを企画してバイク仲間で参加したり、バイクショップなどもイベントを投稿してライダーと交流できるようにするというコンセプトで誕生しました。当然のことですが、サービスリリースしておしまいではなく、実際に使ってみたり、ユーザーの利用状況を確認し、改修や改善が必要であれば、追加の機能の改修をするだけでなく、ユーザーにも機能を知ってもらい、使ってもらうためにどうするかも考える必要があります。このように自分が主導で物事を進めないといけないし、また自分だけでなく、ユーザーがどう感じているかなど第三者の視点から物事を俯瞰する能力も必要であるため、仕事を通じて成長をさせてくれるのではないかと思います。

以上、普段私がしているディレクション業務について一通り紹介しました。続いては、私が感じるやりがいとなぜ成長させる仕事と言えるかについて少し話したいと思います。

やりがいってなんだろう?

日本に来て9か月間リバークレインで仕事をして思ったことは、外国で自分の母国語ではない言語を使うだけでなく、やったことのない仕事は、難しくて大変だと思うことが山ほどありましたが、それ以上にやりがいを感じ、自分を成長させてくれる仕事だなと思いました。

Webディレクターとしての仕事は、要求される知識やスキルが非常に多いと思います。特に、リバークレインのような事業会社では運用にも力を注がないといけないので、ディレクションスキル以外にも、SEOやIT知識、円滑に業務を進めるためにスケジュール管理力、優先順位づけをする能力など、様々な知識や能力が必要です。
しかしまだ私は未熟で知らないこともたくさんあります。また、日本語でスムーズにコミュニケーションすることもまだできないので、人一倍の努力をして、いろいろな知識を吸収する必要があると思っています。このように知らないことが出るたびに、調べて新しいことをどんどん勉強した上でアウトプットとして仕事に適用することで、結果を出せることが魅力だし、その結果が良くても悪くても成果として認めてもらえることが、やりがいだと気が付きました。
私は日本語専攻なので、デザインとかエンジニアのような専門分野に特化するスキルを持っていないので、自分には自信が持てない時もありましたが、ディレクターとして、仲間と協力することで専門的なものがなくても、幅広い分野の仲間が担当して、それをまとめることで結果を出すことができます。そして、それぞれが少しずつ別分野の知識を持つことは働くうえで魅了的だと思います。

目標を意識することが大事

また、リバークレインでは毎月上司から面談を受けるのですが、その中に目標の設定をしてもらうことが多くあります。その目標を通して何を学べたか、成長できたか毎月振り返ることができます。
例えば、目標の中に「依頼内容に対しての作業ではなく、誰が何のために利用するかを考慮した上で、設計業務にも参加できているか?」と「担当業務の範囲において、仮説と検証の視点で業務を進めることができているか?」の2つがあります。
機能を設計するにあたって、もちろんユーザーの立場にたって物事を考えないといけないと常に意識していますが、最初は自分というユーザーで思い込みが多くて、実際のWebikeコミュニティユーザー(40代・50代)のためということを忘れてしまう時もありました。そうならないように、誰が何のためにということを見つめなおして、設計を進む必要があります。
また、この場合ならどうするかという様々なユーザーになって仮説と検証をしっかり立てないと出来上がったら機能のもれが発生してしたりしてしまいます。このように違う立場で、違う気持ちをもつことで、物事を進めればよりお客様のためになるような気がするので、私はこの2つの目標が好きで特に力を注ぎたいと思っています。
このような目標設定のおかげで、最初はできなかったことに気づいた上で、出来るようになるために頑張る源になりますし、良く評価されたら達成感を感じるので、もっと良くしようと思うようになります。最初はなぜこの目標があるか疑問に思ったこともありますが、やっていくうちにやはりこれらの目標ができると出来上がるサービスも良くなると気づきました。

制作会社等の場合なら納品したら終わりになることは多いですが、自社サービスだと自分が考えたことがどのような効果をもたらしたのかを最後まで責任を持って追いかけることができるので、私には魅力的な仕事だと思います。Webディレクターとしてまだ足りないところがいっぱいですが、経験を積める環境で働けることはよかったと思います。いつかは立派でプロフェッショナルなディレクターになるために、マイペースでこつこつ精一杯頑張っていきます。