自己紹介

はじめまして!

2022年の10月から入社させていただいたベトナム人のTien(ティエン)です。

私の名前はベトナム語での発音では、ティンと日本人には聞こえ、Thienと言う名前とTienと言う名前の区別がつきにくいので、ニックネームとして、ティエンとしています。

私はもともとリバークレインベトナムに所属していましたが、2022年の10月からリバークレインに転籍して、働く国がベトナムから日本に変わり、それまで一緒に仕事していたPSDというグループに所属することになりました。

今回はじめてのブログということで私が日本、またリバークレインで働くきっかけをはじめ、この3か月間働いた感想などについて語りたいと思います。

日本・リバークレインで働くきっかけ

「日本に住んでみたい、日本で仕事してみたい」と考えだしたのは2年前に日本での留学を終えてベトナムに帰った時でした。1年間、日本での様々な経験がとても楽しかったのに加え、考え方も行動も大きく成長した自分が見えてきたので、今度は仕事の立場でもう一回日本で挑戦したいと思いはじめました。

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そして、大学での専攻は日本語であったため、日本語を活かしつつ現地で仕事して、留学とは異なる仕事の上での“学び”により自己成長したい欲求と合わせて、日本で働きたい気持ちも強くなったわけです。

しかし、日本で仕事するのは決して簡単なことではありません。私にとって日本で就職するとしたら2つの道しかないと思っていました。語学力だけで勝負するなら、日本人と変わらないレベルまで到達し通訳として仕事を始めるか、もしくはITにまつわる専門知識を身につけてブリッジSEになるかです。

ただ、私はいずれもそこまでの自信がなかったので、悩んだ上、日本で就職する目標は一旦置いておき、リバークレインベトナムでの日々の仕事を全力で頑張ることにしました。そして、色々な知識と経験をもっと重ねていけばいつか必ず挑戦できる日が来ると自分に言い聞かせていました。

リバークレインベトナムではコミュニケーターとして仕事していましたが、私にとって日本語というのはあくまでも言語の一つにすぎないと思っています。機械学習が発展するにつれて、日本語の通訳をしているだけだと仕事が奪われるおそれがあると考えていたので、日本語を土台として活用しつつ、他のスキルも身につけるように心がけていました。

そのため、期待されている以上の働きを見せられるよう、言われたことをそのまま翻訳・通訳して開発者に渡すというより、できる範囲で事前に要件を分析したり、不適切なところとか、使いにくいところなどがあれば積極的に相談したり提案したりしました。

このように日々頑張ったおかげで、びっくりするほど早く日本で働くチャンスが訪れました。しかも、コミュニケーターとして働いていたときから希望していた、要件定義や画面設計などといった上流工程に携わることができるポジションです。なので、このチャンスをものにするしかないと思いました。

この経験から、「難しいことでも諦めずにコツコツと努力し続ければその努力がいつか必ず報われる」と改めて実感しました。これまでに【日本に留学すること】と【日本で働くこと】という2つの大きな目標を達成できたのも努力し続けたからだと胸を張って言えます。これからも、努力を惜しまずに色々な事に取り組んでいきたいと思っています。

3か月で働いて感じたこと

日本に来てあっという間に3ヶ月が経ちました。今振り返ってみると、慣れ親しんだ環境、家族、友達から離れて、ひとりぼっちになり寂しい時はもちろんたくさんありました。しかし、良い環境でやさしい人たちに恵まれ、ベトナムと同じぐらい大好きな日本で自分が望んでいる仕事ができ、日本文化に触れることができたりして、とても新鮮で充実した毎日になっていて、日本に来てリバークレインで働くと決めてよかったと思っています。

確かに、文化や言葉の違いに戸惑うことは多少なりとも避けられないとは思うので、早く周りの環境に馴染めるように日本語はもちろんのこと、日本の習慣、日本企業で働く際のビジネスマナーなどを身につける努力をしています。そして、ベトナムのことをはじめ、ベトナムのチームビルディング活動といった良いところなども広めていき、相互に理解を深め合ってもっと楽しく仕事ができるといいなと思っています。