2021年12月19日に白糸スピードランドにて開催された「4時間耐久レース」に参戦してきました。
白糸スピードランドではライディングスポーツカップ(通称ライスポカップ)内で行われるレンタルスプリントレース「MRSカップ」や、2時間、4時間の耐久レンタルレースがあります。

今回は、レンタルバイクを管理・運営している「ガレージMototech」の杉山さんにご招待いただきました。
杉山さんは「ガレージMototech」の代表で、レーシングマシンを全国の会場まで届ける「MRDS モトライダースサポートレーシングデリバリーサービス」を運営しています。

「MRDS」では、当日の設営やレーシングサービスも行ってくれるため、走行会やライディングスクール、企業様の福利厚生などに最適なサービスを提供しています。

MotoTech.LLC
MRDS モトテックレーシングデリバリーサービス
https://www.facebook.com/MRDS.MRS

レンタル車両

SUZUKI GSX-R150

スズキアジアンチャレンジカップで使用されたバイクで、イコールコンディションでのレースが楽しむことができます。
今回はクラス関係なく混走での耐久レースとなった。

1台あたり2人以上5人までエントリーが可能。
車両が無くても、レンタル前提のレースのため装備のみで、気軽に参加することができます。

参加費用

参加費用はレンタル車両と合わせて22000円
5人で割れば1人当たり4400円でエントリーができます。
※補修パーツ交換を必要とする修復は5000円の費用が別途かかります。

耐久レースの舞台

レースの舞台は「白糸スピードランド」富士山の麓に位置し、迫力満点の富士山が迎えてくれます。
全長800mのコースはTC1000と比較して、一回り小さくテクニカルなコースが多く、大排気量の車両より、小排気量の車両で初心者から上級者まで楽しめるコースです。

コンディション

現地に到着した午前7時のタイミングでの気温は「-2度」
誰もが恐怖する気温で走行できるか不安でしたが、レースが開始される時刻には10度前後まで気温が上がり日が当たるスポットでは暖かく感じました。

レース開始!

じゃんけんの結果、スタートライダーは弊社ベテランライダーのKマネージャー。
画像

ルマン式スタートでバイクに駆け寄り、押し掛けでスタート。
流石は弊社ベテランライダー、1発始動し2速から1速にギアを下げて加速。

Best Time:41.00
Average:41.45

ホールショットを奪った。

オープニングラップをトップで通過し順調に周回を重ねる。

第2ライダー


Best Time:43.47
Average:45.22
第2ライダーは私、白糸での走行は4度目

第3ライダー


Best Time:41.59
Average:42.01
第3ライダーはR25で筑波サーキットのレースを走るYチーフ

第4ライダー


Best Time:40.98
Average:41.11
第4ライダーは筑波ロードレース選手権ST1000クラスに参戦しているMさん

第5ライダー

Best Time:44.61
Average:47.94
第5ライダーに前回のMRSカップに参戦したOさん。

途中経過

1時間経過時点での順位は4位
転倒やマシントラブルもなく周回を重ね2時間、3時間経過時点での順位は上位チームの転倒もあり、3位まで浮上した。

……しかし。

ラスト40分で魔物があらわる

残り40分の時点で4位との差は9Lap、タイム差を考えても表彰台目前といった所。当チームで転倒が発生。
クラッチホルダーが破損。修復に時間がかかった。

修復を終え、最終スティントに私は向かった。

マシンチェックをしつつ周回を重ねペースを上げていく。
そのとき4位のチームが私に追いついてきた。
修復完了時点での周回差は分からない。抜かれたら負けてしまうかもしれない。
そんな気持ちで4位のチームだと思っていたチームを抑えきった。

しかし……
当チームの結果は4位でした、4位のチームだと思って抑えていたチームが3位という結果になった。
……その差1Lap
一瞬惜しかった……という気持ちになったが、不思議と悔しくはなかった。
当然、転倒したライダーを責めるメンバーは誰一人としていなかった。

技量もタイムも違う、同じ職場の5人で4Hを走りきれたという達成感の方が大きかった。

プロライダーと一緒に走れるチャンス!

今回は静岡出身のレーシングライダー生形秀之選手と一緒に走ることができました。

Best Time:39.0
生方選手の白糸4Hの記事はこちら
生形秀之レーシングブログ 耐久レース優勝

全日本ロードレース JSB1000クラス:加賀山 就臣選手やST1000クラス:長谷川 聖選手と一緒に走る機会がありました。
勇気を出して声をかけてみたらライディングアドバイスを頂けるかも!?!?

レースを終えて

15時にレースを終え、片付けをしたら夕方に。
温泉に行ってレースの疲れをみんなで癒そうといった声や「富士宮焼きそば」、「さわやか」に行こうという案もありましたが、今回は直帰しました。

レースと旅行気分を味わうことのできる良いイベントなので、友人や同僚と声を掛け合ってレースに挑んでみてはいかがでしょうか?

勝敗より「一緒に走り切る」ことで友情が深まることでしょう。

スタッフOさんの初めてのMRSカップの記事はこちら。

【レースデビューしたい方必見!】カラダひとつで! スズキGSX-R150カップワンメイクレンタルレースで開眼!