創業20周年メッセージ

【創業20周年】~これまでの道のりとWebikeの今後の展望について~

目指すはオートバイ関連事業で世界一
新しい時代に突入も


―人とバイクを愛する―
人とバイクを愛する

2020年10月に創業20周年を迎えるWebikeへの、BiG MACHINE 零に掲載された代表インタビューを掲載します。

ITブームの波に乗り、
ベンチャーを起こした2000年

BiG MACHINE 零 編集部 (以下:BM編集部):今となっては、もはやバイク業界にとって、当たり前のような存在となったバイクECサイト『ウェビック』。ただ多くのビッグネームがそうであったように、現在の地位を築くまでの道のりにはさまざまな紆余曲折があったはずだ。
今年創業20周年を迎えるウェビック、その運営会社であるリバークレインの代表取締役社長を務める信濃孝喜さんに、起業からこれまでの20年間のこと、そしてこれからの展望についてお話をお聞きした。まずはリバークレインを立ち上げるに至った経緯から伺ってゆこう。

信濃:私は大学生時代を茨城県のつくば市で過ごしました。大学に入り免許を取得してからというもの、バイクの世界にドップリと浸かり、筑波サーキットが近くにあったこともあり、サーキットにあるタイヤサービスでアルバイトもしていました。90年代のことで今以上にサーキットには活気があり、日夜そういった空気に包まれて生活する環境を楽しんでいたことを覚えています。その時代の経験が、ゆくゆくバイクに携わる会社の起業をする礎になっていることは間違いありません。
その一方で、その頃はインターネットも開発された時期でした。大学のパソコンをインターネットにつなぎ、地球の裏側にあるホワイトハウスのホームページを閲覧した時はとても感動したものです。大学を出た後は就職し、システムエンジニアとして働いていました。ただしバイクからは遠ざかることなく、中古で購入したニンジャを使いテイスト・オブ・フリーランスをはじめイベントレースに参戦するなど、さらにのめり込んでいきました。
そして2000年、私が28歳の時にリバークレインを立ち上げました。当時はアマゾンジャパンが設立されたり、楽天が上場したりと、いわゆるITバブルと呼ばれる時代のさなかで、インターネットが一般的にも普及してきた頃でした。そこで私は大好きなバイクとインターネットを組み合わせることを考え、バイク用品のEコマースベンチャーを立ち上げたのです。

BM編集部:信濃代表自身がバイクを楽しんできたというバックボーンが、ウェビックが誕生したきっかけとなっており、それこそがユーザーの気持ちを理解するのに重要なことなのだと感じました。
リバークレインをスタートさせた2000年は、ビッグスクーターやTW、ドラッグスターなどの人気があった頃かと思います。当時の国内バイクマーケットは年間76万台程度でしたが、現在は約38万台まで下がってきています。そのような中にあって、ウェビックブランドが成長を続けられてきた点にも興味があります。

信濃:そうですね。当時のバイクはまだキャブレターを使用しているものが大多数でしたし、マフラーやホイールなどをカスタムする余地が大分ありました。ただしそれよりもバイクショップの片隅を間借りして、仲間と3万円で起業した会社だったので、まずは取引先の信用を得ることなどに大変苦労しました。会社に寝泊まりしながら働き続けるということもしょっちゅうでしたし、そのおかげで仲間との絆ができ成長できたのだと思います。そしてEコマース以外にもコミュニティサイトやSNSなどアイデアを出し合って様々なサービスを展開してゆきました。今振り返ればベンチャーらしかった時代です。
2006年にJMCA(全国二輪用品連合会)に加盟し、その頃になると多くのライダーたちに支持されるようになっていました。その傍らレース活動の協賛やスタッフたちのレースサポートなども積極的に行っていました。バイクを楽しむことと仕事を楽しむことはニアリーイコールの関係でありたいといつも考えていますし、そのためにはまず自分の、そしてスタッフのバイクライフを充実させなければなりません。スタッフが一丸となって進んできた結果、最初の10年で、しっかりとした土台をつくることができました。

業界の構造改革がはじまる
世界をバイクでつなげていきたい

日本最大級のバイクECサイトが
世界一のブランドとなる日

信濃:起業から10年が経ち、それから次の10年は何をしてきたのかというと、ウェビックのグローバリゼーション化を目指しました。以前から仕事などで海外に行くとよく感じていたのですが、どこの国に行っても、日本の4大メーカーのバイクが走っているのです。家電エレクトロニクスの世界では中国や韓国に座を譲ってしまいました。自動車にしてもトヨタというビッグネームはありますが、世界を見渡すとそれだけで一番というわけにはなっていません。でもバイク業界は日本が世界一なのです。
2012年にベトナムに、2013年には台湾へと拠点を広げてゆき、現在では7か国で展開をしております。スタッフの人数も現在日本国内で300名、海外では200名にまで広げることができました。
FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)によって、関税の問題が払しょくされることで、グローバルなサプライチェーンとして成長してゆくことができます。海外への進出は起業から10年と同じようにベンチャー的なものでしたが、最近では軌道に乗ってきています。”日本のウェビック”が”アジアのウェビック”となり”世界のウェビック”へとなっていくことを考えているのです。

世界選手戦でもスポンサーとして業界をけん引
ウェビックでは国内選手権のサポートだけでなく、海外レースもバックアップしている。写真はEWC(世界耐久選手権)をスポンサードしているバナーだ。バイク用品のグローバルブランドとして知名度を高めてきた。

世界情勢やバイク文化を踏まえ
これからの10年を見据える

BM編集部:会社の立ち上げから20年を経て、着実に成長続けてきたのは、信濃代表をはじめスタッフのバイク愛であり、その輪が国内から海外までへも広がっていたことが分かりました。実際のところ20年という時間は、色々な変化があったことだと考えています。その中において自由な発想と、迅速な行動がウェビックを支えてきたのだと思います。そこで、これからの先に10年について、何かイメージされていることがあればお教えください。

信濃:今年は新型ウイルスの問題もあり、色々と生活や今後を見直されるという方も多くなっていることと思います。私たちも仕事で海外へと行き来することができないのですが、”物流”ということで考えれば大丈夫ですし、海外スタッフとのやり取りなどは以前からネットで行ってきたので、現実的にはウイルスによって変化したことはあまりありません。そのこととは直接は関係ないのですが、今後10年は国内のバイク業界を活性化させて盛り返していきたいと考えています。具体的にはDX(デジタルトランスフォーメーション)をベースとして、ライダーのバイクライフを縦横そして相互に繋げていきたいと思います。例えばポケモンGOによって、スマートフォンを片手に外に出て人と人とが繋がるようになったように、ゲーム的な仕組みを作ることで走るきっかけを作ることも一つですし、その他にも全国のバイクショップを繋げることで、ユーザーとベンダー双方にメリットが生まれるような仕組みも考えています。
現在ウェビックには85万人の会員が登録されています。そのすべての皆様が、快適で楽しいバイクライフを送れるようなシステムを構築してゆきたいのです。バイクに乗られる年齢層も年々高まってきております。さらに、これからは人生100年時代に突入してゆきます。ウェビックでは100歳になっても楽しくバイクに乗れるような社会を築いてゆきたいと考えています。

求人採用のエントリーはこちら

リバークレインに応募する