こんにちは!
プロダクツ統括本部 プロダクトデザインセクションの木村です。

当社はツーリング・カスタム・メンテナンスなどバイクライフを楽しむ仲間が集まるバイク専門SNS、「Webikeコミュニティ」というサービスを古くからやっているのですが、新しいライダーへの認知としてまだまだやりきれていないと思っています。

そこで、昨年より高まってきた「Webike全体でライダーにとっての”楽しい!便利!”をもっと提供していこう!」という流れの中でコミュニティをより一層盛り上げるため、Webikeコミュニティを使いまくっている(入社前から使ってました)
僕が自称CCO:Chief Commu Officerとして企画やディレクションを進めることになりました。
今回は、Webikeコミュニティ担当のお仕事の一端を紹介したいと思います。

開発チームとのコミュニケーション

Webikeコミュニティは、「リバークレインベトナム」のメンバーと共同開発をしています。そのため、お仕事の上でベトナムのメンバーとのタイムリーなやり取りが非常に多く発生します。
ベトナムのチームにはコミュニケーターという役割の方がいて、僕の引いた設計や要望などを、日本語からベトナム語に翻訳して開発メンバーに伝えてくれたり、こちら側の設計に対して様々な改善提案を出してくれたりします。
日本のメンバーとサービスの概要から目的までを共有し、日本にいる設計者と現地のエンジニアの橋渡し的な役割を担ってくれる大事なポジションですね。僕はエンジニアではないので、彼らのシステム的な知見を生かしたアドバイスに助けられることも多いです。

ですが、他国にいる仲間との日々のやり取りの中では、仕事のお話をしていると言語の壁を感じることもときどきあります。
翻訳をしてくれるとはいえ、彼らも日本語ネイティブではないため、日本人同士の対面コミュニケーションでなら問題ないような曖昧な表現で伝えてしまうと、あとでこちらの意図とは全く違う仕様で上がってきたり…そんな事態を回避するために、僕は図版を利用して、開発の目的や成果などを詳細に説明できるよう心がけています。

こういう事がよく起きます。

リバークレインではサービスや企画の設計時にCacooというオンライン作画ツールを使うことが多く、頭の中にあるイメージをビジュアル化しながらお話する土壌があります。イメージの言語化も非常に大事ですが、ビジュアルも併用することでさらに伝わりやすくなるんだなーと実感しました。

最近仲間が増えました

最近までWebikeコミュニティの企画・ディレクションは僕一人で担当していたのですが、リバークレインベトナムでコミュニケーターをやっていた仲間が、今年の10月にリバークレインに入社しコミュニティの企画メンバーとしてジョインしてくれました。ベトナムにいた頃から非常に優秀な方で、日本に移住してまで一緒に仕事をしていく選択をしてくれたことが非常に嬉しかったです。

一人で一つのサービスを考えていると、どんどん思考が凝り固まってしまう傾向があります。他者の目が入ることも少ないので、今までは関係者にさえ概要がわかればいい、というようなスタンスで仕事を進めてしまうことが多く、後で他の人が設計を見ても概要がつかみにくい、という事態が起こりがちでした。

今は二人で相談しながら物事を進めているので余裕も出来、将来担当者が自分から変わった際に、後任の方が改修履歴を遡った際、その当時の設計思想が読み取りやすくなるような設計を行うことができるようになりました。そして、相談しながら進めていくと、出てくるアイディアの量が倍以上になり、改善の質・スピードがどんどん上がってきているように感じます。副次的な効果として、ベトナムのメンバーと完全なコミュニケーションを取れるメンバーが同じオフィスにいることによって、意思の疎通がだいぶスムーズになりました。

👆頼れるコミュチーム

Webikeコミュニティのサービスはまだまだ発展途上

最近、Webikeコミュニティを大きく改革しようという機運が高まってきて、只今改修の真っ最中です。UIなどをより若い世代のライダーたちにも親しみやすいものにすべく、まずはそれらを使いやすくしていこう!という段階です。次の段階として、今後はバイク乗りにとって楽しく便利な画期的サービスをどんどん提供し、サービスの知名度をもっと上げていければと思っております。ご期待ください!