前書き

初めまして。
2022年4月に新卒としてリバークレインに入社しました『HMD』です。
新卒研修後の7月より、システム開発を行っているプロダクツエンジニアグループに所属となり、課題や勉強に日々励んでおります。

現在私は、PHPのフレームワークの一つ「Laravel」を使用した開発を行っています。
「開発」とは書いていますが、皆さんが想像するほどコードが書ける訳でもなく、いろいろな書籍やサイトを参考にしながら、少しずつ頑張っているような状態です。

今回は、私がLaravelの開発環境構築を行った際に分からなくて調べたこと、実際に行った作業内容について、初心者の目線から書いてみようと思います。

Laravelとは?

そもそも「Laravel」とはなんなのでしょう??

Laravelは2012年にリリースされたPHPフレームワークで、比較的最近誕生したにもかかわらず、現在PHPフレームワークのなかでは最も人気だとも言われているようです。

PHPを使用されている方ならご存じの方も多いのではないでしょうか。

その他に、有名なPHPフレームワークとして、CakePHPやSymfonyがあります。
調べてみたところ、LaravelはSymfonyを土台に作られており、今までのSymfonyの実績もLaravelの急激な普及に影響したのではないかと思いました。

はじめてのLaravel導入

経緯

研修後の初ミッションとして、Laravelを用いてAPIを作るというものを拝命しました。
そのため、先輩方に作成していただいた手順書に沿って、まずはLaravelのインストールを行うことになりました。

今回は、Windows上に直接インストールするのではなく、DockerにLaravelを入れて動かすというものだったので、未だに理解ができていない点も多いのですが、なんとか初心者の私でも調べつつ一人で環境構築ができました。

Dockerを使うことにより、WindowsやLinuxなどといった、それぞれの環境に左右されることなく、同じようにアプリケーションが動くという点がメリットのようです。
このあたりについては今後もう少し勉強していこうと思っています。

Laravelインストールの流れ

今回行った全体的なLaravelインストールまでの流れとしては、

  1. Dockerファイルの作成
  2. コンテナ作成(composerインストール)
  3. PHP-FPMコンテナにLaravelのインストール

となります。

 

1と2については、Docker上にPHP(Laravel)を動かすためのコンテナを作成するという作業です。

Dockerファイルとは?と思いましたが、これは、コンテナ起動時の設定やオプション情報を記述した設計書のようなもので、Dockerファイルがあれば、別のPCにも同様の環境を構築することができるようです。
なかなか便利なものですね。

今回は先輩に作成していただいたものをいただき、それを使用しました。
ありがとうございます!

 

次に、Dockerファイルを使ってコンテナを作成します。

docker-compose up --build
docekr-compose up -d

上記のコマンドでコンテナを作成し、それを起動しています。

そして、作成したコンテナに、

docker-compose exec **** bash

というコマンドを使って、コンテナで作業をしていきます。

 

このコンテナの中に入った状態で、Laravelをインストールしていきます。
Laravelのインストール自体は「composer create-project "laravel/laravel=9.0.*"」というコマンドを叩くだけでできました。

今回は最新版の「Laravel 9」をインストールしました。

インストールが終わると、たくさんのディレクトリとファイルが作成されています。
これにてLaravelインストールは完了です。

感想

こうやって見ると、作業内容はあまり多くないように見えますが、分からないコマンドや用語が多く、実際に自分でやっているときはなかなか大変でした。
しかし、振り返って見てみると、以前より理解できる内容が多くなったように思います。

分からないときは、一旦概要だけ把握して進めてみることも大切かもしれません。