
はじめに
こんにちは、小竜です。
リバークレイン屈指の人気イベント「オフロード運動会」が、7/26に開催されました!
普段はオンロードや峠ツーリングを楽しんでいる私小竜が、久しぶりにオフロード走行を体験しに参加しました!
今回の開催地は幻の「爺ヶ岳」。
オフロード走行だけでなく、温泉やBBQも楽しめる、とても楽しいイベントになりました。ぜひ、最後まで楽しんで読んでいただければと思います。
幻の「爺ヶ岳」
長野県大町市に位置した爺ヶ岳スキー場は、JNCC(全日本モーターサイクルクロスカントリー選手権)において「聖地」と称されるほど特別な存在でした。林間に加え、大小の岩が転がる「ガレ場」を豊富に含んだ、自然地形を最大限に活かしたレイアウトが特徴。多くのライダーがその過酷さと達成感に魅了されていたそうです。
しかし、2020年11月8日に開催予定だったJNCC最終戦「AAGP」が中止され、コースは事実上使用されなくなりました。翌2021年にはJNCCから正式に使用不能となったことが発表され、多くのファンに惜しまれつつその歴史に幕を下ろしました。
ですが、今回、オフロード運動会の会場として、およそ5年ぶりオフロード利用が復活!今回のオフロード運動会は、いつにも増して特別なんです!
山に消えていく漢たち
そして、爺ヶ岳での走行を小竜以上に心待ちにしていた人達がいます。かつてこの山に魅了され、汗を流し、涙を流し、(転倒して)血を流してきたお兄様社員のみなさまです。
走行開始となるやいなや、少年のようにテントを飛び出して山に消えていきました。



初心者による走行レポート
颯爽と森の中に吸い込まれるお兄様たちの後を追い、さっそく走行開始!


普段はコンクリートばかりで走っているので、久しぶりのオフロードにびくびくしながら走行していました。まず初めに思ったことが、傾斜がすんごい!
真夏のスキー場、広大な坂道を駆け抜けると、今までに感じたことがないくらいの爽快感に身を包まれました。
そして、ガレが多い。ぼこぼこで難しい。(それでも初心者向けのコース選びをしていただきました。)少し走っていると、なるほど「聖地」と呼ばれ愛されてきたコースの面白みを段々と感じることができます。


まず、日本アルプスの荘厳な景色、真夏でも(ギリ)爽やかに過ごせる気候。足元ばかり見て走行してしまう超初心者の小竜でしたが、ふと見上げると、見渡す限りの美しい景色に心を奪われました。
ちなみに、めちゃめちゃこけました。下りのガレは怖い。(´;ω;`)
転倒して初めて、しっかりとしたプロテクターを付ければよかったと後悔。
※バイクで走行する時はきっちりプロテクターすることが、超重要。
転倒してからでは遅いのです。
山ではしゃぐ漢たち
久しぶりの爺ヶ岳で走行を、先輩社員の方々も大変楽しんでいるようでした。ここからは、楽しそうに走る社員の様子や、「出来上がっている」姿をお届け!


















まだまだ紹介したいですが、今回はここまで。どうです?楽しそうでしょう。ほんっと~に楽しかったです。
また、今回の走行会はIAライダー(国際A級ライセンスを持つトップライダー)×3名の豪華なメンバーで、ライディングスキルも向上!とても楽しいオフロード運動会になりました。
疲れた体に、温泉と、肉とビールが染み渡る!
オフロード走行の後は温泉とBBQで再優勝です。
爺ヶ岳の走行後は、大町温泉「薬師の湯」でひとっ風呂浴びるのがオフローダー定番の楽しみだとかなんとか...。
全身擦り傷&打撲だらけの体に、温泉が沁み込んで痛い!しかし、疲れた身体の芯から温まり、美しい露天風呂の景色も相まって最高に癒されました。


温泉で疲れを癒した後は、キャンオフの代表としても活躍されているW氏のもと、BBQが開催!
タンドリーチキン、ラム、牛タン。W氏のこだわりの料理にみんなで舌鼓を打ちました。なんといっても、外で飲むビールがうめえんだ。爺ヶ岳では、その立地から、夜に最高の星空を見ることもできます。最初から最後まで感動しっぱなしの走行会になりました。また来たいなあ。。
結論 なぜ爺ヶ岳は"聖地"なのか?
今回、初めて爺ヶ岳を走って、その理由がわかった気がします。
魅力その1:挑戦心を煽る、絶妙な難易度のコース
魅力その2:難解なセクションを克服した者だけが味わえる、圧倒的な達成感
魅力その3:日本アルプスの絶景
魅力その4:走行後の温泉など、仲間と分かち合う、最高の時間
この「挑戦、達成、絶景、仲間」という唯一無二の体験こそが、多くのライダーを魅了し続ける"聖地"の正体なのだと、私は感じました。
最後に
再度、爺ヶ岳をオフロードコースとして復活できるように多くの方が動いています。
運営会社様をはじめ、様々なご協力のもと今回のオフロード運動会を開催でき、その走行会に参加できたことに感謝しかありません。
関係者様曰く、「皆様に走っていただけるよう誠意調整中」だそうです!
続報をお待ちください!