
お久しぶりです。トムです。
今回は全日本エンデューロ選手権 第3戦 日髙2Daysエンデューロ大会に出場してきました!
前回は福島県の「チーズナッツパーク」で開催されましたが、今回は海を渡った先の北海道は日高町での開催です。
北海道ならではの雄大な自然と圧倒的なスケールを誇る、全日本大会の中でも異色の一戦です。
日高2Daysとは
通常の大会では特定のコースを貸し切って行うのに対して、この日髙大会は公道を含む街全体を用いて行います。
その為、出場する車両にはナンバープレートを始めとした、ウインカーやヘッドライトなどの保安部品の装着が義務付けれられています。
また、道中で公道を使用するので、保安部品を付けたオフロードレーサーが街中を走行していることを見ることが出来る大会でもあります。
レースは走るだけじゃない
そんな日髙大会ですが、昨年に続きヤマハのYZ125Xという車両で出場してきました。(本当は別の車両の予定でしたが整備が間に合いませんでした…)
オフ車に詳しい人はわかるかもしれませんが、この車両はもともとモトクロスコースを走るような車両なので保安部品が何も付いていませんし、日高のように1周が100Kmを超えるような長距離を走るようなバイクでもありません。
つまり大会に出るためにお財布と体にダメージが必要になります。なんでこの車両で2年連続で出場してるのか自分でも良くわかりません。オフローダーってこういうことなんでしょうね。でもやめられません。

今回出場した車両。保安部品がついています。
大会結果
少し脱線しましたが、肝心の大会結果はというと…
クラス24人中16位と、とても胸を張れるような結果ではなかったです。
1日目は晴天だったのにも関わらずうまく体が動かせない&ビビリが入ってしまい満足のいく走りができませんでした。普段は別の車両に乗っているというのもあり、どう走らせればいいのか終始わからないまま1日目を終えてしまいます。そして2日目には1日目の夕方ごろより降り続いた雨により、コースの大幅短縮や競技時間の短縮などが発生。1日目よりはマシンには慣れているものの、雨が苦手な自分はまたも不完全燃焼で終えてしまいました。
…が、この大会に限っては出ることに意味があると個人的に思っています。本州では絶対経験することのできない高速の林道路や沢渡り、横行距離だって段違いです。そして何よりも、街全体がこのイベントを迎え入れてくれているということが嬉しいです。

街中にあるスーパーにもポスターが設置されています
あなたもぜひ
全日本エンデューロ選手権は大会の格式としては全日本格式ですが、ただ日高もといエンデューロを満喫したい人向けにエンジョイクラスというものもあります。
このブログを見て少しでも興味が湧いたり走ってみたいと思った方はぜひ来年エントリーしてみてはいかがでしょうか。
最後に…
最後に余談ですが…
この日高大会は、念入りな準備が必要というのがうっすらと伝わったと思います。そんな日高大会に持っていった中で一番役に立ったものをご紹介します。
それは…
「チャカ」です。
嘘です。昔駄菓子屋などで売られていた火薬銃です。
冗談ではなく結構本気の話で、昨今は熊が増えているのでコースウォークをするときに熊が出ないかヒヤヒヤします。なので歩く際はこれで音を立てながら存在をアピールしていました。
今ブログを書いていられるのもこいつのおかげかもしれません。皆さんもエントリーされる際はぜひ連れて行ってあげてください。
それではまた。